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マイクロスコープ

マイクロスコープはなぜ必要?

当院の診断・治療支援機器に「歯科用マイクロスコープ」があります。

しかし、当院の歯科医師は治療の際、常に『歯科用ルーペ』を使用しています。ルーペだけでも治療する部分が拡大されて見えるので精密な治療は可能です。ではなぜ『歯科用マイクロスコープ』を使用するのでしょうか?

歯科治療はミリ単位よりも小さな単位の精密な治療を必要とします。

特に歯の根の治療に関しては病気になった神経を抜いた後の根の中の空洞を無菌状態にしなければ、また歯の根が病気になってしまいます。

歯科用ルーペ

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マイクロスコープ

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ここで敢えて「成功率」のお話をさせていただきます。

学会の資料には、歯の根の病気の治療の成功率についての記載があります。

一般的に歯の根の治療の成功率は60%から80%とされていますがマイクロスコープを使って治療した場合の成功率はそれよりも高くなるという内容です。

歯の根の形は人によって様々で、症例によっては根の中を無菌状態にできたか、残っている組織はないかを確認するのは裸眼ではかなり難しく、この場合薬剤を長期間歯の根に入れて蓋をして、薬を入れ替える治療を繰り返す必要があります。また、取り切れていない組織が残っていた場合はそこからまた病気になってしまう可能性もあります。

 

マイクロスコープは歯科用ルーペよりも高い倍率で鮮明に治療部位を見ることができます。さらにCT撮影機器を併用して立体的に患者さまの歯の根の中の状態を把握することができるため、再治療が必要になってしまうリスクがぐんと減ります。

また、こういった治療方法は最近までは保険外の治療方法でした。

しかしやっとこの令和2年4月から限定的ですが保険内でもマイクロスコープとCT撮影を併用した治療ができるようになりました。

ご希望の患者さまは当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

 マイクロスコープを用いた治療のメリット 

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高い倍率で鮮明に治療部位を見ることができる

治療の成功率が高まる

保険内でも併用可能

自費診療で行う根管治療

保険適用外の症例におきましてもマイクロスコープを用いた治療が可能です。

保険外で行う歯の根の治療では、保険適用ではない薬剤を使用するため、治療後の経過はさらに良くなります。

「MTAセメント」という強アルカリ性の殺菌効果のある薬剤を使用しますが、乾燥すると中性になる性質を持っているため高価ですが生体親和性が高く人体にも安全な薬剤です。

「MTAセメント」自体がカルシウムイオンを放出しているため治療後に歯の再生を促す効果があります。適用症例に応じてこういった薬剤を使い分けています。

「MTAセメントを用いた歯髄断髄法」は保険外にはなりますが、神経が病気になってしまっても、進行が浅ければ病変した部分だけを取り除き(麻酔をして病変した部分の神経を切り取ります)、「MTAセメント」で封鎖して残った神経を殺菌・保護しながら神経を維持することが可能です。

​ 保険適応外の根管治療では、以下の機材・機械を使用します。 

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ラバーダム防湿

治療する歯のみをゴムのシートで隔離し、唾液や浸出液などの細菌感染を防ぎます。

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​MTAセメント

保険治療では使用できない薬剤で、生体親和性が高く人体にも安全で歯の再生を促す効果があります

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マイクロスコープ

高い倍率で鮮明に治療部位を診ることで治療の精度が格段に上がります。

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​CT

CT撮影による3D画像を用いれば様々な位置から歯の根の状態が確認できるため、的確な判断と効率的な治療を行えます。

歯の根の治療でお悩みの患者さまがいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

当院では確実な診断・治療を行うために、最新機器や薬剤・機材を揃え、研修を定期的に行なっております。